2017年東京モーターショーに異変 外車勢激減


2017年秋開催予定の第45回東京モーターショー。
出展者リストが5/22に発表されていますが外車勢が激減しています。

前回の出展から今回出展取り止めとした外車メーカーは
 ● フィアット
 ● アルファロメオ
 ● アバルト
 ● ジープ
 ● ミニ

 ● ジャガー
 ● ランドローバー

逆に出展復活となったのが、
 ● ボルボ

となっており、今回出展する外国勢はドイツ、フランス、スウェーデンのみ。
そしてイタリア、イギリス、アメリカ勢は全滅となりました。



東京モーターショーの会場が幕張メッセから東京ビッグサイトに移ったのが2011年。それ以降の来場者数を参考にみてみると、

● 2011年(10日間開催) 約84万人
● 2013年(10日間開催) 約90万人
● 2015年(11日間開催) 約81万人

そして、世界各国で2016年に開催された主要なモーターショーの来場者数は、
パリモーターショーがダントツに多く約125万人ながら、他のモーターショーは概ね70~90万人ほどで、来場者数だけをみると東京モーターショーも決して見劣りしません。

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では、外国勢が東京モーターショーに魅力を感じ無くなった理由は・・・
開催地・日本の市場規模に大きな要因があるような気がします。
 

日本の年間販売数は約500万台前後となり減少傾向。
その内の3割強が軽自動車が占めているので、
残り330~340万台前後が普通車となります。

ちなみに、各国の年間販売は、
中国【約2,800万台】、北米【約1,750万台】、欧州【約1,510万台】

そして日本での輸入車販売は年間30万台程度で比率にして約9%と、
50%前後は輸入車となる国が多い中にあってかなり低い数値となっています。
 

結局のところ、
軽自動車を除くと年間販売340万台程しか無く今後の市場拡大の目途もなく、そして外車を売りにくい日本市場は、外国勢にとって魅力に乏しいと思われても仕方がないのかもしれません。



今回、特に重く感じたのは外車の中では馴染み深い「ミニ」の出展中止。
2016年の年間輸入車販売で1位となり初めて日本で首位をミニは取っています。

そのミニの2016年の世界総販売は約36万台。
その内、日本で売ったのが2万5千台です。

首位を取ったとはいえ遠い島国・日本で薄利の小型車で商売するには、ちょっと物足りない数値なのかもしれません。
 

2年に1回の祭典・東京モーターショーを楽しみにしているクルマファンは私も含め多いはず。

今後、外車無しの祭典ならないことを願いたいものです。

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