当分目が離せない テスラモーターズ

今年3月31日に店頭予約が開始された「モデル3」

東京・青山ストアにはアップルストアさながらの予約をする行列ができ、その後の予約数は37万台以上。

日産リーフが5年掛けて販売した累計台数約20万台を予約数ではありますが、あっさり抜いてしまいました。



電気自動車 (EV)を専門に造る若いテスラモーターズ。
自動車業界に新風を巻き起こしているこの会車とは

設立 2003年
本社 米国カルフォルニア州
2015年度販売台数は約5万台  (※ちなみにトヨタは1000万台以上 )

会長兼CEOのイーロン・マスクは、世界No.1ビジネスマンにも選出されたことのあるカリスマ起業家。
オンライン決済サービスの「PayPal」を創立・売却、その資金で民間宇宙輸送事業の「スペースX」を起業したことでも有名です。
また、「ソーラーシティ」(太陽光エネルギー関連会社)の会長も務めています。

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販売車ラインナップ

最初に販売したのは、本格スポーツタイプの
ロードスター」(2008~2012年)。


現在、販売・予約受付中は以下の3車種となります。

Model S
セダンタイプの電気自動車
大柄なスタイリッシュ・サルーン
価格 : 800万円台~


Model X
SUVタイプの電気自動車
7人乗りも選択かのでガルウィングドアを採用
価格:1,000万円台~(納車は2017年前半以降)


Model 3
セダンタイプの電気自動車
Model Sの半値以下、コンパクトサイズとしたモデル
価格:35,000ドル~(納車は2017年末以降)

 

トピックス


●テスラを後押しするZEV規制
ZEV規制は排出ガスを一切出さないEVやFCVの販売比率をある一定以上とするもので、基準に達成しない場合は罰金の支払いもしくは他社からクレジットを購入しなければなりません。

EV専門のテスラはこのクレジットを販売する側の会社で、年2億ドルほどの大きな利益をクレジット販売で稼いでいます。

●トヨタと業務提携するも疎遠に
2010にトヨタと業務提携し、その2年後テスラ製の電動システムを搭載した「RAV4 EV」を共同開発しましたが、売り上げ不振もあり予定より1年早く共同開発プログラムは終了しました。

なお、CEOのイーロン・マスクは水素燃料を作る過程も含めるとエネルギー効率が悪いFCV(燃料電池車)はばかげていると痛烈に批判しています。


●「Model 3」想定以上の予約数。生産が間に合うか?
予約殺到のModel 3ですが、まだ設計が完了しておらず6月末まで掛かる予定。
また、部品点数の少ないEVといえども、現状の6倍以上もの生産を2017年末までに拡充できるか疑問視されています。


●世界最大のバッテリー工場 「ギガファクトリー」を建設中
日本のパナソニックと共同で年間50万台分の生産能力を持つ巨大なリチウムイオンバッテリー工場を建設中で、2017年には稼働を開始予定。

これで、EV最重要キーデバイスのバッテリーが自社生産できることとなります。


●家庭用蓄電器も生産
また、このギガファクトリでは家庭用蓄電池「パワーウォール」も生産予定。
ソーラー発電電力や安い夜間電力を蓄電するものですが、
圧倒的な低価格、壁掛けタイプのスタイリッシュなデザインで話題を呼んでいます。


イーロン・マスクは自身が会長を務めるソーラーシティとも連動し、太陽光発電を軸とした持続可能エネルギー社会を創るという壮大なビジョンを持っているようです。

ソーラーパネル3


さて、テスラの今後は、CEO イーロン・マスクの言動が大きく握っているのかもしれません。

カリスマ性で多くの人を惹きつける反面、
気に入らない人材は次々と解雇するワンマン的な経営、
米国内ではGMに嫌われ、 日本メーカーを阻害するかの行動等々。

敵を作り過ぎているような気がしますが
大化けするか、それとも ・・・

当分、目が離せない自動車会社であるのは確かです。

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