スタッドレスタイヤの気になる3つの疑問


スタッドレスタイヤとは
冬用タイヤのことで、雪が積もった道路や凍結した道路を安全に走行するために開発されたタイヤです。

● 低温でも硬くなりにくいゴム質で柔軟に路面と密着し、
● 雪は深めの溝でガッチリ掴み、
● 滑りの原因となる氷上の水膜は、タイヤのパタンや吸水性により除去

という仕組みになっています。

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なお、スタッドとは鋲(びょう)のことで、
つまり、スタッドレスタイヤは「鋲(スパイク)が無いタイヤ」ということ。

スタッドレスタイヤが普及する前は、
スパイクタイヤが冬用タイヤとして主流でした。

ですが、スパイクが道路を削って発生する粉塵が人体に悪影響があるとして一部使用の規制もはじまり、結局、スパイクタイヤは正規メーカーによる製造・販売は現在行われていません。

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さて、前説はこの辺にさせて頂き、
今回のお題、スタッドレスタイヤに関してよく見かける3つの疑問について確認していきます。
  

①チェーン規制中でもスタッドレスタイヤだけでOK?

さすがにチェーンを装着した方が、
スタッドレスタイヤだけよりは安全なのですが、
「チェーン規制」となった場合、スタッドレスタイヤだけで走行してもいいのでしょうか?
 
【答え】
 スタッドレスタイヤだけでも大丈夫というケースがほとんどです

 
ただし、「チェーン装着車以外通行止め」といった規制表示の場合は、
スタッドレスタイヤであってもチェーンを装着しなければなりません。

また、単に「チェーン規制」としていても、現場の状況によってチェーン装着を義務付ける場合もありますので、ちょっとまどろっこしいところです。

結局のところ、

「チェーン規制中の場合、スタッドレスタイヤだけでも大丈夫な場合がほとんどだけど、ダメな場合もあるからチェーンは持っていた方が無難」

となります。

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②冬場以外でもスタッドレスタイヤで問題ない?

雪道・凍結路用に開発されたスタッドレスタイヤ。
夏場の熱い道路の上を走行しても平気なのでしょうか?

【答え】
 冬場以外でのスタッドレスタイヤの使用は安全上やめた方が無難

 
その理由は、スタッドレスタイヤが
● 通常時はノーマルタイヤよりブレーキ性能が落ちる
● 雨などで濡れた路面では滑りやすい
からです。

スタッドレスタイヤは低温時には硬くならないようゴムが柔らかく作られていますが、
逆に熱くなると柔らかくなりすぎて摩擦力が低下し、ブレーキの利きが悪くなります。

また一見、雨にも強そうなスタッドレスタイヤですが、
吸水性があるため雨のような比較的多い水分量では滑りやすくなります。

また、タイヤの表面に細かく入った切れ込みが、高速走行時の排水効果を弱めハイドロプレーニング現象(タイヤと道路の間に薄い水の膜が症状)が発生しやすくなり、スリップの原因になってしまいます。

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これらを踏まえた上で安全運転に心掛け、冬場以外で使用することは可能ではありますが、

安全上の問題の他にも、スタッドレスタイヤは

● 燃費が良くない
● タイヤの摩耗が早くなる
● 乗り心地が悪い
● 高速走行に向かない

などと、冬場以外に使用するメリットはほとんどありませんし、

普及が進む衝突回避安全装置の性能をフルに発揮するためにも、
スタッドレスタイヤを冬場以外で使用するのはやめた方が無難といえます。
 

③面倒なく安価なスタッドレスタイヤ履き替え方法は?

タイヤ交換は結構な力仕事で、特に女性にはつらい作業です。
自分でやらずに面倒なく安くできる方法とは?

【答え】
 ホイール付きのタイヤをお店に持ち込みお願いしましょう

 
タイヤがホイールに付いた状態

ガソリンスタンド・クルマ用品店・タイヤ専門店・ディーラー等に持ち込んで、タイヤ交換をお願いするのが手間無く安価な方法といえます。

この場合の料金は、タイヤ4本で、2,000~4,000円程度。

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なお、これから付けようとしているタイヤにホイールが無く、
クルマからタイヤを外し、ホイールからタイヤを脱着・装着する作業(組み換え)が加わると
タイヤ4本の交換で、12,000円ほど掛かってしまいます。

● 組み換え手数料が掛かる
● ホイールバランスが必要となる
● 作業時間が多く掛かる

などの理由で料金が高めとなってしまいます。

その点、ホイール付きで交換をお願いすると別途ホイール代が必要となるものの、年2回の交換代を考えると十分元が取れそうですし、
ホイール付きであれば、基本的にホイールバランスが不要で自分で交換しようと思えば十分可能です。

なお、外したタイヤは結構かさばるので、保管場所の確保も忘れないようにしましょう。
直射日光や雨水が当たらず高温になる場所は避け保管します。

ちなみに、クルマ用品店・タイヤ専門店ではタイヤ保管サービスを行っているところもありますよ。

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