自動運転はなぜ必要なのか?


昨今はクルマの自動運転が何かと話題となり、
メーカーも自社の技術力を争うかのように自動運転への取組姿勢をアピールしてきます。

そして、最終目標としているのが、
ドライバーの運転操作無しでどこでも好きなところに行ける「完全自動運転」

この完全自動運転。確かに便利そうです。
でも、クルマというものは自分で操作し運転して楽しむもの。
完全自動運転なんか必要ない・・・
なんて、思う方もいらっしゃるでしょう。
 

さて、自動運転の必要性とは何なのか?

①安全性の向上

自動運転を開発する理由としメーカーが真っ先に挙げるのが、
「事故0」「死亡事故0」です。

現代の事故発生原因のほとんどが人為的ミス。
これを高度な自動運転技術でカバーし、大幅な事故発生を防止するとするものです。

②弱者の移動手段確保

ここでいう弱者とは「障害者」「高齢者」「買い物難民」などの方々です。

自分では運転が困難な方の自由な移動手段として、
人にやさしいクルマ社会を築きます。


③カーシェアリングの進化

将来のクルマは「個人所有」から「共有」するものへと変化していくと予想されています。

今も電車などの公共交通網が充実している都市部を中心に、クルマの維持費が掛からないカーシェアリングの市場は広がってきています。

しかしながら、現状最も不便と感じるのは、
 ● クルマを保管していくところまで取りに行く・返却する
といった利便性の悪さ。

ところが、完全自動運転が実現したカーシェアリングでは
 ● 自分が居る場所までクルマを呼び出し、好きな場所で乗り捨てる
といったことが可能となり、クルマを所有するより場合よりも利便性が向上する場面が出てきます。


また、違った側面からみると、
現状のクルマの稼働率は4.2%程度といわれ、9割以上が駐車場に止まっていたりして動いていないクルマで、決して効率のよいクルマ社会とはいえません。

これを完全にカーシェアリングに移行したとすると、多少多く見積もってとして現状の10%程度のクルマ台数があれば十分となってきそうです。

このことは駐車場の必要数が減り、有効な土地活用に繋がってきます。

④渋滞の緩和

渋滞が起きる原因は、トンネルや坂道などでの速度低下やブレーキ操作で起こることが一因として挙げられます。

自動運転ではこのようなの場面でも速度を一定に保ち適切な車間距離を保つことで、渋滞を減らせるものと予想できます。

⑤人手不足の解消

日本では今後、労働人口の減少が予想されています。
完全自動運転はトラックなどの物流を自動化し人手不足の一助となってきます。


以上、自動運転が必要とされる理由は様々。
事故が無く、あらゆる人々にやさしい交通網を築く為にも必要な技術です。


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