プラットフォームの重要性

 

クルマのプラットフォームとは


「プラットフォーム」の定義は、自動車メーカー毎で解釈が異なり、
 クルマ創りそのものの概念をいったり、
 クルマの基本骨格のことをいったりと
一概に言えないところがあります。

しかしながら、一般的に使われる「プラットフォーム」とは
「シャシー(車台)部分」
のことを指しているといってよさそうです。


 シャシー部分とは、クルマの上部のボディ部分を切り取った下部分。

主要部品を取り付けるフロアパンと、
これに組み付けたサスペンション、ステアリング、ドライブトレーンまでを
プラットフォームといって、さしつかえないようです。
 ( 通常、エンジンは除きます )

 

プラットフォームの重要性

 
運動性能・快適性・安全性などのクルマの基本性能は
プラットフォームの出来が大きく左右します。

そして、優れたプラットフォームが一つあれば、
その上の乗せるボディ部分のデザインは比較的自由に出来るので、
ひとつのプラットフォームから、様々なバリエーションのクルマを大量に作り出すことができます。


また、重要性が高まる衝突安全性能。
異なる車種ごとで、幾度となくテストをしクルマを壊していては
コストが掛かり過ぎてしまいます。

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これが、同一のプラットフォームなら大方同じ結果が得られるとの予想が立ち、時間・コストの削減となります。


また、その他にも
  ● 部品の共通化・削減
  ● 多車種の混流生産
  ● 製造工数の削減

を考慮して設計すれば、更に効率化に繋がっていきます。


ということで、
よく言われる「プラットフォームの共用化」とは

【 優れたクルマを、効率良く、たくさん作る 】

ことが目的となってきます。

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プラットフォームが決定付けるもの


プラットフォームの良し悪しは、
運動性能・快適性・安全性・コスト・効率化など、様々な面に反映してきます。

●車体剛性 ●コーナリング  ●操安性 ●高速安定性 ●騒音 ●振動 ●燃費 ●空力性 ●空気抵抗 ●衝突安全性 ●車体寸法 ●車重 ●車体の重心 ●乗車位置 ●駆動方式 ●搭載可能エンジン ●サスペンション形式
●主要部品の搭載位置 ●部品の共用化 ●部品点数 ●製造ラインの効率化 ●製造スピード ●開発の安易性 ●デザイン性 ●車体価格
 など

以上の多様な要素が、プラットフォームに左右されてきます。

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ですので、各社はプラットフォームの開発を膨大な時間と巨額を投じてでも行うわけですが、バリエーションの拡大・量産効果・多様な効率化で、投資額以上の効果を狙います。

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