日産影の功労車「エクストレイル」


軽自動車を除く国内乗用車の月間売上トップ10をみても、
「エクストレイル」の名前はでてきません。

月間売上トップ10の最後(10番目)に位置するクルマの販売台数は
いつも約6千台といったところですから、
平均して月間販売約4千台のエクストレイルは、トップ10にいつも入れないわけです。

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出典「http://www2.nissan.co.jp/」

ですが、平均して4千台という数字をコンスタントにはじき出す実力はなかなかのもので、国内販売で低迷する日産においては3本柱(ノート、セレナ、エクストレイル)の一角で、
実際、町中を走っているエクストレイルをよく見かけます。

他の中型以上のSUVのおおよその月間販売台数は、
 ● ヴェゼル   6.2 千台
 ● ハリアー   3.0千台
 ● フォレスター 1.9千台
 ● CX-5     1.5千台

といった具合ですから、そこそこ値段が張るSUVのエクストレイルの販売台数はかなり好成績なのがわかります。
 

安心感ある大柄ボディながらリーズナブル

2013年12月に3代目となった現行モデルは、2代目の角ばったデザインからは角が丸くなり都会派的となりましたが、タフなイメージはそのままで水平基調のデザインは安定感があります。

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出典「http://www2.nissan.co.jp/」

ガソリン車には3列シートを備えた7人乗りもあり、
2015年にはハイブリッドモデルが追加されました。

約半数が売れるというハイブリッドは、
ガソリン車の燃費【16.4km/L】に対し【20.6km/L】。

しかも、動力性能はガソリン車の【出力:147ps】【トルク:21.1kgfm】に
モーターの【出力:41ps】【トルク:16.3kgfm】がそのまま上乗せされますから、重いボディも気になりません。

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エクストレイルは【全長:4640㎜ 全幅:1820㎜ 全高:1715㎜】と
比較的大柄なクルマながら、ハイブリッドの場合で266 ~ 330万円 と他のSUVハイブリッドやクリーンディーゼルと比較しても割安感があります。

また、広い室内空間は家族使用にも十分で、大柄なボディと骨太なデザインが搭乗者に大きな安心感を与えてくれている点が最大の魅力です。

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出典「http://www2.nissan.co.jp/」
 

「CMF」初号機という重責を背負って登場

CMFは日産とルノーが満を持して共同開発した新しいモジュール型プラットフォーム。

エクストレイルの兄弟車 キャッシュカイ(EU)、ローグ(北米)をはじめ、
CMFはルノー・メガーヌなどへ採用、ルノーサムスンへの提供と
グローバルな展開をみせはじめています。

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出典「http://blog.alliance-renault-nissan.com/」

そのCMFを初めて採用するという重要な任務を背負って登場したのが、
現行3代目エクストレイルで、タフさも要求されるSUV市場で期待通りの成功を収めました。

割安感が生まれたのもCMF効果のおかげのようで、品質にうるさい日本でも順調な売上を残したことで、CMFのトータルな優秀さを証明したエクストレイルは、日産影の立役者といえそうです。

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