やっぱり・・・ 日産の企業イメージは「日本市場をみていない」


ある雑誌の読者アンケートで、2016年の日産自動車の企業イメージ1位が「日本市場をみていない」となりました。

やっぱりね っといった感じで、私同様にそう思っていた方がかなりいたということです。

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ちなみに、その他の順位も含めた日産の企業イメージは

【 1位 】 「日本市場をみていない」 (前年は「GT-R」)
【 2位 】 「カルロス・ゴーン」 (前年も同じ)
【 3位 】 「GT-R」 (前年は「日本市場を見ていない」)
【 4位 】 「スカイライン」 (前年も同じ)
【 5位 】 「フェアレディZ」 (前年は「技術の日産」)
【 6位 】 「技術の日産」 (前年は「フェアレディZ」)

っとなっており、「日本市場をみていない」は前年3位から1位に上がっています。

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最近の日本車をみていると小型車でも3ナンバーの全幅になったりと、どのメーカーも「日本市場をみていない」と感じますが、やはり日産はこの傾向が顕著です。

そう感じる要因の一つは、やはり販売車のラインナップ。

マーチはほぼ全面的に海外生産となり品質は低下。
それと相まって、日本人が生理的に受け付けないスタイル。


そして、スカイライン。
かつてはもっとも日本らしいクルマでしたが、V35あたりから様変わりし海外へも本格的に輸出を開始。インフィニティなのかスカイラインなのか覚えにくいブランド展開。そして、今やベンツのエンジンも採用。

ローレル、レパード、シルビア、ブルバード、サニーもいつの間にかなくなり、買いたいと思うクルマが少なくなってしまいました。


そして、これらを顕著にしたのが1999年の経営危機によるルノーとの資本提携。実質の経営権をルノーが持ちカルロス・ゴーンさんが見事に日産を立ち直らせましたが、極度のリストラで日本色が一挙に色褪せました。

いまや自動車会社のグローバル展開は当たり前で、日本より大きい海外市場を重視するのは仕方のないところですが、日本に住んでいる以上、日本では使いにくいクルマをたくさん作る会社は応援しにくいといったところが本音です。

当面、日産自動車の企業イメージからは「日本市場をみていない」が取れそうもありません。
遠い将来、親離れする日には日産に新たな企業イメージが付与されることでしょう。

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そんな日産、今後どういう展開をみせるのでしょうか。

トヨタはFCV(燃料電池自動車)を日本政府とも手を取り水素社会を目指そうとしていますが、日産はEV(電気自動車)の方に熱心です。

フランス系日本人の日産にとっては日本がどう動こうが関係なく、親(ルノー)が住んでいるヨーロッパではEVの方メジャーなんだからそっちに従います っといったところでしょうか。


とはいったものの、世界情勢をみるとあながち日産の選択は過ちでない気がします。

アメリカのZEV規制強化をまじかに控え、インフラ整備が追っつかないFCVよりEVの方が当面断然有利。日本メーカーでEV市場を確立できているのは日産だけです。

そして、今年秋には日本初となるレンジエクステンダーEV発売を日産は控え、着々と次世代カーの基盤を固めようとしています。

あやしい感じで三菱自動車と資本業務提携し事実上傘化に入れましたが、三菱自もEVには強い会社。ますます、EVに磨きをかけ、三菱自の強みSUV・東南アジア市場もあいまって足踏みしていた日産が駆け出しそうです。

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