SKYACTIVの総仕上げはロータリーエンジンで


2代目CX-5の登場でマツダのSKYACTIVが一巡したことになりました。
ブランド力強化に邁進するマツダとしては、ここでもうひと押しほしいところ。

そこで期待されるのが、現在不在となっているロータリーエンジンを搭載したマツダの顔となるフラッグシップカーの登場です。


 

マツダの企業イメージ第1位は「ロータリー」

あるアンケート調査のマツダの企業イメージ結果です。

  ● 1位 ・・・ ロータリー
  ● 2位 ・・・ SKYACTV
  ● 3位 ・・・ クリーンディーゼル

世界で唯一の量産ロータリーエンジンを作り、787Bという4ローターのマシンで日本車として唯一、ル・マンを制した実績から「マツダ = ロータリー」という図式が、ロータリーエンジン搭載車不在の今でもクルマファンの間では根強いことがアンケート結果からもわかります。

これほどにまでにも強い企業イメージを持つ「ロータリー」を
今一番欲しいブランド力の向上に、マツダが使わない手はありません。

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ロータリーをプレミアムエンジンに仕立てることが重要

従来のロータリーエンジンは2ローターが主流で、3ローター(20B型)が極少数生産されました。

ロータリーエンジンが登場した初期に2ローター式は大衆車ともいえるクルマにもかなりの数が搭載されましたから、高級エンジンといった部類には選別されません。

今、マツダに必要なクルマは量産スポーツカーではなく、自社の顔となるフラッグシップカーですから、ロータリーをプレミアム感あるエンジンに仕立てることが重要です。

それには最低でも3ローター、できることならば、ル・マンを制した4ローターとすることが理想的といえます。

かつてない4ローターのロータリーであれば、V12レシプロエンジンとも渡り合える高級エンジンとして宣言することができ、マツダのフラッグシップカーにふさわしいものとなります。
2ローターでは決して成功することはないといえます。

そしてロータリーエンジンの最大の泣き所「燃費の悪さ」は、CO₂排出量に敏感になっている現代では致命的。

48Vマイルドハイブリッドや、HCCI + 電動ターボの組み合わせなどで対処します。
 

マツダ創業100周年を迎える2020年に具体的な姿が見える

2015年の東京モーターショーでお披露目された「RX-VISION」。

マツダの公式ページでも次世代ロータリーエンジンを「SKYACTIV-Rという言葉で表現し、これを搭載したFRスポーツのコンセプトカーであると謳っています。

出典:http://www2.mazda.co.jp/

さて、このRX-VISION。
ただのコンセプトカーでは終わらない可能性を秘めています。

マツダのフラッグシップカーとなるべく設定された高級スポーツカーとの可能性が高く、異様に長いノーズからは3ローターや4ローターのエンジン搭載を予見させます。

今までSKYACTIV-D (低圧縮比クリーンディーゼル)やGベクタリングコントロールなどで革新的な技術を創造し既存の常識を打ち破っているマツダ。
次世代ロータリーエンジンでも、何かをやってくれそうな匂いがプンプンしてきます。

ロータリー50周年を迎える2017年秋の東京モーターショーでは更にブレッシュアップされたRX-VISIONがお披露目され、マツダ創業100周年を迎える2020年には次世代ロータリーを積んだ市販モデルが登場するかもしれません。

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