日本メーカーの高級車ブランド創りはまだ半ば

国内メーカーの高級車ブランドは現在、3種が存在しています。

◆レクサス(トヨタ)
◆アキュラ(ホンダ)
◆インフィニティ (日産)

トヨタで作るんだからレクサスではなくて「トヨタ」ブランドで販売してもよさそうですが・・・

そもそも、なぜ高級車ブランドが必要なのでしょうか。

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どのブランドも中心となるのは北米販売。
日本人が考えるブランドイメージと欧米人が考えるものとでは、ちょっと開きがあるようです。

欧米人から見たちょっと昔の日本車は「安くて壊れない大衆車」で悪く言えばチープなイメージ。
中身がたとえ高級車であっても、富裕層がこういうイメージが付きまとうクルマを乗ってみたいとは思わないものです。
 

作る側からすると別ブランドを作るのにコストも手間も掛かって腰が引けそうですが、かえって高級車に専念でき、コストをあまり気にせず薄利多売ってことも避けられて、大きなメーカーにはメリットも結構あったりします。

そうはいったものの、「高級車ブランドは一日にしてならず」。
幾多の高評価を永年積み重ねていかなければ、真の高級車ブランドは確立しません。

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国内メーカーの高級ブランド

日本のバブル景気時に各ブランドとも設立されているのは、当時の高級車志向を反映してのことのようです。

そして、各社の近況はというと、レクサスは確実に実績を上げきていますが、アキュラ、インフィニティは足踏み状態といったところで苦戦しています。
 

レクサス (Lexus)

トヨタが1989年に設立した高級車ブランド。
世界65ヵ国(ほぼ全世界)で展開し、日本国内でも展開しています。

販売は13車種。



なお、2015年高級車ブランドの全世界新車販売台数順位は
【1位】BMW (約190万台)
【2位】メルセデスベンツ(約187万台)
【3位】アウディ(約180万台)
【4位】レクサス(約65万台)
【5位】キャデラック(28万台)

全米ではBMW、メルセデスベンツと1、2位争いを続けているレクサスですが、欧州では苦戦をしており、世界規模でみると依然、定番のドイツ御三家が上位3位を占め、レクサスの約3倍もの売り上げを示しています。
 

この数字をみても本当の意味で「レクサス」が高級車ブランドと認められるには、まだまだといった感がします。

高級車ブランド創りの難しさを痛感したトヨタは2012年の社内組織改編によりレクサスの独立性をより強固にし、豊田社長自らがレクサスのトップになり欧州でも強いブランド創りを目指していくといいます。

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