シビックという名の高級車に乗りますか?


20代・30代の若い方が、「シビック」という車名を聞いてどういうイメージを浮かべるかは定かではありませんが、私のような昭和30年代生まれの者からすると、「シビック=小型大衆車」という図式となって脳裏をかすめます

そんなシビックが2017年夏、久々に日本発売となります。

今回、登場する10代目シビックは、
 ● 4ドア・セダン
 ● 5ドア・ハッチバック
 ● タイプR
の3種で対応。

ハッチバックとタイプRはイギリスでの生産となり逆輸入車。
セダンは埼玉の寄居工場での生産となります。

【セダン】 出典:http://car.watch.impress.co.jp/

 
日本で生産されるセダンのスペックは
 ● 全長:4630㎜
 ● 全幅:1800㎜
 ● 全高:1420㎜
 ● ホイールベース:2700㎜
 ● 直4・1.5Lターボ
 ● 価格:約250万円

この10代目シビックは既に2015年11月に北米で販売が開始されておりアメリカで開発されたクルマ。北米では2016年カー・オブ・ザ・イヤーにも輝き評価も高く、日本車としては米国で2~3番目に多く売れる人気車種です。

そしてシビックは、今までホンダが世界で販売したクルマの約1/4を占める超ビッグネーム。


さて、7年ぶりに日本に復帰してくるシビック。
北米での評価はかなり高く完成度は上々のようですが、アメリカ向けに作られ全幅1800mmもする大柄・ソース顔のクルマが日本国内で売れるのか?

また価格からしても、ちょっとした高級車。
日本の年配者からすれば「小型大衆車」というイメージが色濃く残るシビックという名のクルマに、これだけの高額を払う気にさせるかといった点も引っ掛かります。

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そうはいってみたものの朗報は2つ。

1つ目は、タイプRの登場。
先代のタイプRは750台限定モデルでしたが、今回はカタログモデルとして市販されます。5ドア・ハッチバックがベースとなり、直4・2Lターボ(320ps)という国内では非常に珍しくなったド級のホットモデルが加わることに。

【タイプR】 出典:http://car.watch.impress.co.jp/


2つ目は、日本での販売・生産
シビックという大きな看板車種が販売に加わり、国内販売シェアが低迷するホンダ関係者にとっては士気が上がる出来事。
また、セダンだけとはいえ国内生産車種の追加は、国内雇用の拡大と捉えれば朗報といえなくもありません。


さて、今回のシビック日本発売の真意はどこのあるのでしょう?

よほどクルマの完成度に自信があるのか、
それとも、低迷する国内販売の客寄せ用、
はては、シビックというビッグネームを日本で復権させ「シビック=小型大衆車」のイメージ払拭を今の内にしておこうとしている ・・・
というのは、深読みのし過ぎでしょうか。

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