極寒の北海道暮らしに必要なクルマ装備と管理方法


地域によっては10月下旬に初雪が観測されるようにもなる北海道。
そんな北海道の冬は長く、朝の気温が-20℃なんて所も。



そんな極寒で降雪も多い北海道で必要なクルマの装備と管理方法とは・・・
 

冬の寒さ・降雪の対策

①寒冷地仕様とは

車種によっても内容は異なってくるようですが、概ね以下のようになってきます。

● バッテリーを大容量化
● スターターモーターを強化
● オルタネーターを強化
● ワイパーモーターを強化
● 暖房能力を強化し後席用ダクトやヒーターを追加
● サイドミラーにヒターを装備
● 各熱線能力を強化
● リア・フォグランプを装備(※後車が認識しやすいように)
● ボディ下の防錆性を強化
● ラジエター液を高濃度化
● ヘッドライトにウォッシャーを装備
● エアコン外気取入口に積雪対策
● ウェザーストリップを軟質化(※室内の機密性強化のため) など


多岐に渡り手が加えられ安心感が増してきますが、標準仕様より数万円程高くなってきます。

なお、北海道で新車購入するとほぼ寒冷地仕様に。

ちなみに、ホンダ、マツダ、スバルには寒冷地仕様という設定は無く、標準仕様でも寒冷地に対応しうるとのスタンスではありますが、その内容はよく吟味した方がよさそうです。
 

②あると便利な装備

こんなものもあると寒い北国では便利です。

● リモート・エンジンスターター

凍てつく朝・・・  クルマの窓は氷付き、そして寒い室内。
降り積もった雪でクルマまでたどりつくにも、ちょっとした雪掻きが必要といった場合も・・・




そんな時、遠隔操作でエンジンを掛けたり切ったりできる「リモート・エンジンスターター」は、事前に室内を温めることができ窓の凍結にも有効で、出発前の時間節約にもなります。


● ABSやトラクションコントロール

滑りやすい路面では特に有効となってくる装備。
最近では標準装備されたクルマが多くなっていますが確認しとくと安心です。


● キーレスエントリー

ドアのカギ穴が凍結してキーが入らないといった場合も多々発生します。

こんな時は解氷スプレーで対応となりますが、リモートで開閉できるキーレスエントリーだとこんなひと手間も無用に。

スポンサーリンク

③こんなクルマが最適

● 駆動方式

雪国では、

 FRよりもFF、
 FFよりも4WD(AWD)

が安定性があると一般的に言われています。


FRは後輪駆動でお尻がフリフリになりやすい。
FFは直進安定性が良く雪道でも以外といける。

でもやっぱり、北国では全輪で駆動する4WDが安定感


● 最低地上高が高いクルマ

積雪やわだちでは最低地上高が高いSUVやクロカンが有利に。
駆動方式よりも最低地上高の方が重要だという声が結構あります。


 
● 軽いクルマの方が高安定

重いクルマほど慣性の法則で一旦滑りだすとなかなか止まりにくいためコントロールが困難に。
滑りやすい路面では軽量の方が操縦安定性が良好といえます。


● ハイパワーは無用

凍結路では路面に力が伝わりにくく、ハイパワー仕様は返って ✖
 

冬と夏の交換作業

● タイヤ

スパイクタイヤの使用が広く禁止となった今日の冬用タイヤの主役は、
「スタッドレスタイヤ」です。

ちなみに、北海道の町中や郊外では真冬でもチェーンを装着することはなくスタッドレスタイヤのみでの走行がほとんど。

さすがに、山道など雪深いところではチェーンを装着することとなってきますが、市街地の路面はツルツルになりやすいので、チェーン装着はあまり意味がありません。


さて、そんなスタッドレスタイヤも夏も近くとなればノーマルタイヤへの交換が必要になります。

スタッドレスタイヤは低温時には硬くならないようゴムが柔らかく作られていますが、逆に熱くなると柔らかくなりすぎて摩擦力が低下しブレーキの利きが悪くなります。

また一見、雨にも強そうなスタッドレスタイヤですが、
吸水性があるため雨のような比較的多い水分量では滑りやすくなるので、
夏場の使用は避けたほうが無難です。
 

● ワイパー

タイヤ以外にも、ワイパーも冬用に交換するのが一般的となってきます。

冬用ワイパーはワイパーブレード全体がゴムで覆われている構造になっていて、可動部分が雪や凍結で動きが阻害されるされるのを防ぎます。

また、拭き取り部分のゴムも撥水性の良いものとし水の被膜を極力防ぎ、氷の膜が発生するのを防ぎ視界を確保するようにしています。

そんな冬用ワイパーは夏の暑さには弱く軟らかめに出来ている拭き取り部分など暑さや紫外線で劣化しやすので、夏場前には一般のものに交換するのが通常となってきます。
 

クルマの管理方法

冬場のクルマの管理方法として、

● ワイパーは立てて駐車する(※積雪で壊れないように)
● ウォッシャー液の濃度は濃くしておく
● サイドブレーキは引かない(※凍結で戻らなくなる)

サイドブレーキを引かない代わりに、
ATならPのポジションへ、MTならローかバックへ入れておきます。

また、凍結したフロントガラスや鍵穴などの対策として、解氷スプレーも必需品となってきます。



冬の北海道でのカーライフには厳しいものがあり様々な工夫と苦労がありますが、
夏になると最高に快適なカーライフが来るのも北海道です。

スポンサーリンク

Pocket
LINEで送る