コンパクト輸入車に足りないもの


少しでもクルマに興味がある方ならば
「安価なコンパクト外車の購入を検討してみたが、購入に踏み切れなかった」
って、ことが一度ぐらいはあるのでは。

そして、なぜか日本では外車があまり売れません。

欧米では新車販売の内、外国ブラインドの割合が3割を超えていますが、
日本の場合は5~6%程度にすぎません。

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さて、日本で車両価格が200万円以下の外車には次のようなものがあります。

 ● VW UP!  154万円 ~
 ● VW  ポロ 199万円 ~
 ● ルノー トゥインゴ 189万円 ~
 ● フィアット500 199万円 ~
 ● シトロエン C3 199万円 ~
 ● スマート フォーツー 199万円 ~

これらの外車。評論家さんのインプレッションをみると国産車よりも走りや内装の質感が良いと評判が良く、魅力的なコンパクトカーがずらりと並びます。
なのに、売り上げは今一つ。


その要因は・・・

ディーラーとアフターサービス

都市部にはいくらかある外車ディラーですが、全国的にみると心許ない数しかありません。
故障の際、パーツの手配や修理代などアフターサービスが心配に。


燃料

外車はほぼ間違いなくガソリンが無縁プレミアム(ハイオク)指定に
なります。

レギュラーガソリンと比べると1L当たり約10円高くなりますから、
経済性も考慮に入ってくるコンパクトカーの場合、
レギュラーガソリン主体の国産車とどうしても比較してしまいます。


装備

今や軽自動車にも搭載される対人も検知可能な衝突回避装置。
これがオプションでも付けられないものも多くあります。

また、ナビの取り付け場所もちゃんとしたところが無かったりで、
せっかく凝った内装のデザイン性を損なうといったような
細かいところの配慮がイマイチです。

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結局のところ、
海に囲まれた遠い異国の地のたいして大きいともいえない「日本」というマーケットに、
外国メーカーが商売としての魅力を感じるかに掛かっているように思えます。

輸入車関税がゼロでしかも土地も人件費も高い日本で、わざわざ現地生産をする必要もない代わりに、在庫も置けない遠い日本へは輸送費が掛かるし、
日本仕様に右ハンドルに変更したり、ウィンカーの色を変えたり・・・と、

そんなことをしてると、利幅の少ないコンパクトカーなのにあっという間に値段は高くなり、
そこまでやって、手ごわい日本のコンパクトカー相手に
まともに勝負できるのか・・・

ってことになってきますから、
どこまで日本市場に本腰を入れるのかが難しく、結局は日本から撤退なんてことにもなりまねません。

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出典「http://www.renault.jp/」


ところで、
最近の日本メーカーは外国向けの大きなクルマばかり作っています。

国内向けは、ミニバンと軽自動車おまかせ状態で、
コンパクトカークラスの手抜きをし始めていますから、
ここは外国メーカーがコンパクトカークラスで、日本シェアを伸ばす好機かもしれません。

品質にうるさい日本で高い売り上げ実績を残せれば、
全世界にいいアピールになると思うのですが ・・・

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