初代カルタスGT-iはこんな楽しいクルマだった


かつて初代カルタスGT-i(AA33S)を所有していました。



私は今まで7台のクルマを乗り継いできましたが、
その中でも新車で購入したこのカルタスGT-iが一番印象深く、
そしてもっとも乗って楽しいクルマでした。

この初代カルタスGT-iは1986年から1988年まで生産され、
各レースで活躍しそのスポーツ性を強くアピールしていましたが、
特にダートレースで強さを発揮していたと記憶しています。

当初の馬力は97psで私が購入したのもこの初期モデル。
そして私が購入してわずか3ヵ月後に後期モデルとし110ps版が登場し、大変悔しい思いをしたことを覚えています。

そんなカルタスGT-iの乗り味などをご紹介していきます。

初代カルタスGT-i(AA33S)>
 エンジン:1298cc 直列4気筒 自然吸気・DOHC
 馬力・トルク :  97ps  11.2kgm
   車重:730㎏ 
 5速マニュアル FF駆動 3ドア


● とにかくパワフル

馬力とトルクは97ps・11.2kgmと数字だけみると大したことはないのですが、実際に乗るととにかくパワフル。
軽量であるということが大きな要因であるとは思いますが、何といっても素性がいいエンジンだと感じさせます。

エンジンの吹け上がりのシャープさは今一歩といったところですが、どの回転域からでも力がもりもりでトルクフル。
どのギアを使てもグングン車速を伸ばしていきます。
 

● 高剛性ボディ

軽量ながら、かなりカッチリとした高剛性なボディ。
低速でハンドルを回してもこのカッチリ感がしっかりと感じ取れます。

しなやかに受け止めるといったたぐいのもので無く、
堅くがっしりと受け止めてくれるサスとボディで、
高速でコーナーに突っ込でも破綻せず、ガツンと効くブレーキと相まって安心感があります。


堅いサスペンション

一般的にみると乗り心地はかなり固めです。

ですが、スポーツ走行好きであれば十分納得のいくレベル。
角が丸まった堅さで、脳天を突き上げるようなゴツさもありません。

しかしながら、首が座ってもいないような赤ん坊を乗せられるようなレベルでは無いのは確かです。


● 安い価格

新車価格は133万8千円と高性能ながら低価格。
私はこれからかなり値引きして頂き、車両価格110万ほどで購入しました。

当時はナビもETCも自動ブレーキも無く、今よりもぐんと安価にクルマが買える時代でした。


残念なスタイル

唯一このクルマで不満だったのが、ごくごく平凡なツーボックス・スタイル。

コンパクトなボディながら室内は十分使える広さでしたが、
とてもカッコイイものとはいえず最後まで好きになれないがっかりなスタイルでした。


クルマの命ともいえるスタイルが今一だった初代カルタスGT-iでしたが、
走行性能は超一級品。

約30年前私はこのクルマでヒール&トゥを覚え、
近所の曲がりくねった約2㎞程の裏道を何度も繰り返しかっ飛んでいました。


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