日本でも採用の「CAFE方式」を解説してみた

 

CAFE方式を採用する理由とその影響

最後になりましたが、
CAFE方式を採用する理由と、それによる影響を確認していきます。

 

採用の理由


①国際基準に配慮


米国、欧州、中国では既にCAFE方式を採用しており世界的に広まってきている方式です。
特に米国は1978年からと、かなり以前より採用されてきた方式です。


②企業の特性を活かす

CAFE方式はメーカーが得意とする技術を伸ばすことで、
それ以外の領域の技術をカバーするといったことがやり易くなってきます。

たとえば、
重い車ほど燃費が悪くなりますが、従来のように各メーカー一律に規制値を決められると大型車中心のメーカーは規制クリアが厳しくなってきますが、
得意とする大型車の燃費を集中的に改善し、苦手な小型車の分もカバーするといったことも可能となってきます。

また、燃費技術の高度化・多様化に伴い、
メーカーが得意とする分野に注力しやすい柔軟な環境を整えることで
国際競争力の確保に寄与します。

スポンサーリンク

 

影響


①規制の達成・未達成は企業イメージに直結する

CAFE方式は企業自身が「達成できた」「達成できなかった」と白黒はっきりとさせられますので、その評価が企業イメージに直結してきます。

従って、従来以上に真摯な姿勢でメーカーは燃費規制に取り組む必要が出てきます。

②絶対的な二酸化炭素(CO₂)削減に繋がりにくい

現在の燃費規制は地球温暖化対策としてCO₂削減が主な目的となっています。

ですが、CAFE方式は先にも上げたように、燃費が比較的悪い大型車の販売も許容する方式ですから、絶対的なCO₂の削減には直接繋がりにくいと言えます。

この歯止めとして、年々厳しくなる燃費規制は
車両が重いクルマほど燃費改善率が高くなるように設定されおり、
メーカーとしては大型車といえども車両の軽量化は必須となってきます。

燃費改善率


1/3ページへ  従来の方式・CAFE方式とは(概要)

2/3ページへ CAFE方式による計算と評価方法

スポンサーリンク

レンジエクステンダーEVは低炭素社会の大本命かもしれない
超小型モビリティとは 暗雲立ち込める今後の展開

Pocket
LINEで送る